製品導入までの経緯を教えて下さい
2000年3月に北上に[花北ORYZA店]をオープンしました。当時から、北上地域は岩手県内において、水があまりおいしくない地域となっていました。そこで何とか地域の方に美味しいお水を供給できたら、と考えていた時に、営業の方にエコアを紹介してもらいました。そして、実際に従業員や組合員の方々約30人程で、お茶やごはんを試食しましたが、カルキ臭もなく、ご飯もおいしく炊き上がったとの評価を得る事が出来ました。
また、市販の浄水器と違って、エコアは「逆浸透膜ろ過システム」という科学的根拠に基づいて純水を作り出しており、安全性も考慮した結果、エコアの導入に至りました。
現在では15店舗中8店舗にエコアを導入し、組合員の方々にご利用していただいております。
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<ECOA レジ隣に設置>
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<惣菜部門にてECOAより純水を供給>
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製品をお使いになった感想を教えて下さい
「いわて生協のお店に来れば、安全で美味しいお水が手に入る」という、店舗におけるひとつの機能として使用しております。その結果、ご利用していただいている組合の方々に利便性を提供できれば、と思っております。
今後、この製品をどう展開していくのかお聞かせ下さい
現在、水を無料で提供して集客率アップを図っているスーパー等が増えてきています。
いわて生協では組合員の方々にのみ有償でお水をご提供しておりますが、今後は料金等を検討していかなければならないという問題意識を持っております。
デジアイズに期待することは?
環境対策を技術的に、よりローコストで提供できる製品を開発してほしいと思います。
そして、いわて生協をはじめ、製品を導入しているお店=生活者と一緒になって環境に取り組んでいくスタンスをデジアイズに持ってほしいと思います。
環境製品というのは作って終わりではありません。製品を作ったからといって環境が良くなるわけでもありません。製品に、人間の環境に対する思いや考え方、具体的な生活者の行動をプラスしたことによって環境問題は解決していくのだと思います。
「環境製品を作る」という事は、環境問題に対しての【手段】であって、【目的】ではありません。【目的】は、デジアイズが、生活者と共に環境問題に取り組む体制を作り上げ、「環境を良くする事に役立っている」という社会的評価を得ることです。それがデジアイズの社会的使命だと思いますし、デジアイズに期待することです。
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